JALスカイラックス(B747-200・JA8141) 最終確認時期:2007年4月

私は車番やレジ番は基本的に控えないタチなのですが、今回のものは色々な意味でメモリアルだったのでレジ番を記載しています。北海道へ行った帰り、偶然、機種変更に出くわして当たったのがこの機材でした。

奇しくも、私の搭乗した運用が、JAL旅客機としての当該機、そして螺旋階段機のラストフライトとなってしまいました。で、羽田到着後、少々時間を頂戴して機内を撮らせていただいた次第。そして文字通り「最後の客」として機外へ。

私は航空機の来歴などは無知もよいところですが、元「リゾッチャ」機でしたでしょうか、AコンBコン通しでCクラスの機材です。真ん中にはノーズギア直上席、いわゆる「艦長席」があります。

座席自体は、いわゆるスカイラックスシートの初期バージョンです。センターアームレストも広めのレザーが張られていますが、各個独立したモノにはなっていません。

エンターテイメント装置としては、センターアームレスト先端内側に、ダイヤル選択式のオーディオユニットこそありますが、TVなどはまだ仕込まれていません。その為、長時間運用に入るとややもすると苦情が来ることもあったとか…。

この機材で特徴と言えば、アッパーデッキに上るための螺旋階段でしょうか。現在、JALに残る旅客用747は直線階段ばかりになってしまいましたネ。

私がまだ小学生時分は「いつか、ジャンボ機に乗るんだ」という淡くもほのかな願いがあったもので、その象徴の1つがこの螺旋階段のカットでした。最初で最後の螺旋階段体験となってしまいました。

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