JALスカイラックス・ミレニアムエディション(B777) 最終確認時期:2008年5月

Cクラスの競争激化が背景にあるのか、国際線近距離向けとはいえど、座席周りの改良が進んでいます。

スカイラックス・ミレニアムエディションと言われるタイプの座席は、シート骨格部分こそスカイラックスですが、ソデ体や操作周りがそれまでのものとガラッと変わっています。ソデ体部分が少々ソリッドになったほか、リクライニング・ランバーサポート・レッグレストなどの操作が、サイドアームレスト内側のレバーで操作するようになりました(それまでは、アームレスト先端の埋め込みスイッチ)。

レバー操作は正直なところ、ギャップ部分が大きく、操作性が多少犠牲になっています。座り心地そのものに限れば、本家スカイラックスよりフィッティングが改良されています。正直、お好みだったり。

これとほぼ同じ座席は、ANAにも納入されていますね。航空機座席を納められるメーカーは割と限られており、座席色やモケットの風合いなどで印象はかなり変わりますが、操作系や動作フレームなどを見れば、大凡の座席親戚関係がピンと来ると思います。

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