50系客車(2) 最終確認時期:2001年3月

北海道オホーツク沿岸と言えば、海の幸・知床半島といった自然の恵みと網走刑務所(違)で知られていますが、海岸線に接岸する流氷でも知られています。釧網本線の網走〜知床斜里間は、そんな景色を列車の中から楽しめるお楽しみ路線でもあります。

冬季、流氷接岸時期を中心に同区間で運転されるのが50系客車+ディーゼル機関車による「流氷ノロッコ」号です。2004年現在、知床斜里側1両が指定席になっている模様です。

まずは、網走側のノーマル仕様50系。形式こそ510となっていますが…道内50系でごくごく標準的だったセミクロスシート配置そのままとなっています。

座席も見ての通り、青モケットも美しいまさに「原形」を残しています。しかし、冷静になってみればこの列車って全車禁煙のハズですが…。

さて、先頭2両はこんな感じ。形式記号には「オクハテ(運転台設置車両)」「オハテフ(中間車)」と何と久々に見る「テ」…展望車の意味ですが、眺めは確かに全面ワイドビューと言ったところです。

知床斜里に向かって左側、海に面した側はベンチシートです。背もたれは転換しますが、この期に及んで通路側に向ける野暮はしますまい。

しかし、これ、海向きに座ると…マジ狭ッ!結構エグい体勢になるような気がします。

知床斜里に向かって右側、湿原に面した側はボックスシート。座り心地と言う言葉は、この列車の座席にして吹き飛んでいますので念のため。

そして、北海道各種行楽列車ではもはや名物の感もあるダルマストーブもしっかりセット済。それも、上に目の細かい網が置いてあると言うことは…ハイ、車内売店のラインナップにはちゃんとスルメがございました(笑)。

天井には大漁旗、漁網に混じってスルメに魚の干物がチラチラと垂れ下がっています。決して、ブドウ狩りよろしくもいではイケマセン。

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