813系電車(1100番台) 最終確認時期:2008年8月

福岡エリアの近郊形車両の主役としてすっかりおなじみの形式ですが、投入次数で番台を区切るモンだから派生番台が凄い凄い…。さらに、この番台からは行先表示装置が大形LEDになってお顔も凄いことになってます。

加えて、横面の方向表示装置も大形化。その煽りで窓サイズが変更されているんだから路線バスのそれと全く似た寄ったな風合いです。

車内は300番台以来のパターンに酷似していますが、荷物棚が817系チックなものになっています。先頭車から見るとこんな感じ。ドア面の仕切りの白さが目立ちます。

中間車を連結面から見るとこんな感じ。脇のドアの赤が目立ちます。

座席自体も910mmピッチで、300番台と同じパターンの座席が設置されています。座面の硬さ、というかフラットさが少し強くなった気はします。

ドア脇の座席です。優先席になっている区画も多いのですが、一般席扱いの列もあります。

向き合いに備え、この列の座席については、進行方向に向いた場合、1000mm相当のピッチになるように配置されています。知ってる人も多いようで、ここは割と埋まりやすい傾向があります。

向き合いにするとこんな感じ。窓側のアームレスト形状の違いがよく判ります。ドア脇の固定席と中央の転換席における座面角度の違いもハッキリしますね。

車端部も向き合いのボックス席(背面が用具箱のタイプ)になっています。

別区画の車端部ボックス席(背面が単なる仕切りのタイプ)はこんな感じ。ドア戸袋の関係で、窓位置が少し妻面側に寄り付けられているのは仕方ないところでしょう。

用具箱箱のある場合、ゴミ箱や消火器などが組み付けられています。

トイレは車椅子に対応した大形のものが設置されるようになりました。反対側は車椅子スペース。

ここまで手を入れていながら、旧態依然なのは車両間の仕切り扉…最近流行のバネ圧や自重で閉まるタイプにすれば良かったのに…。

ドアはおなじみの真っ赤ドアですが、ドア框上にLEDの情報表示装置があるのはいつものことです。

円形のつり革フレームが何とも象徴的です。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通2形式付番無し910mm
普通
(ドア脇)
2形式付番無し1000mm