24系客車(レガートシート) 最終確認時期:1999年3月

特急「あかつき」と並んで、「なは」にもレガートシートが連結されています。こちらはJR九州所属の24系客車(但・サロ481改造につき…)となっており、他の寝台車と雰囲気を異にしています。

座席については、「あかつき」のWVC155304よりもぐっとバス座席に近いモノになっています。シートピッチはそれまでのグリーン席に合わせて1160mm、手元で一通りの操作ができるようにリクライニング・オーディオユニット・インアームテーブルは手元近くで操作できるようにセットされています。

そのほか、レッグレスト・読書灯(ヘッドレスト部に埋め込み)・スリッパがあり、運用時には毛布がセットされます。

こちらが全展開時の形になります。リクライニング量は相当のモノですが、一部動作不如意になる座席があります。全体的に華奢なライン通り、座席各部には破損・要補修の場所が多くあります。

フットレストが上手く反転しなかったり、アームレストが破けていたりとJR九州のメンテナンスレベルの低さを改めて実感する次第。

しかしながら、特急指定席料金で利用できる設備としては破格のアコモデーションレベルであるというのもまた確かであり、事実、これに京都から乗った際も博多から指定席回数券で利用する人が多くいました。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通1不詳1160mm