1500型気動車 最終確認時期:2006年11月

JR各社では、バリアフリーの一環として、新製車においてドアステップを設けず、車高をダウンさせて対処するケースが見られるようになりました。勿論、ホーム側の対応も必要となるわけですが、この流れは当分続くものと観測されます。

JR四国では老朽気動車の置き換えを念頭に、ワンマン運転対応の1500型気動車の投入を行っています。投入両数の関係で運用がまだ限定されているため、JR四国のオフィシャルホームページで運用予定時刻表を掲出するサービスぶり(笑)。

お顔はともかく、横っ面の冴えなさッぷりに実用本位という言葉に名を借りたお手抜きの風合いを感じます。もうちょっと洒落っ気、と言うか色気は無いものでしたかね…。

車内は明るめの木目調化粧板と、原色青系統の座席が対照的です。白に青というのは、ある種直球的組み合わせですが、どうにも色バランス的に座席が軽々しい浮き方をしています。シックな暖色系の方が良かったんじゃないかな?と思わされます。

この形式から四国の気動車において、2人掛クロスシート部分の頭上にも吊革が設置されて、通勤需要時への対応が鮮明になったと取ることができます。

座席は転換クロスシート主体となっています。シートピッチ910mmで住江工業製の転換クロスシートが据え付けられています。窓との連動性は配慮されているようで、されていないようで…空いていたらお好みのビューポイントを取ってね、みたいな感じです。

座席自体は座面が硬い、と言うか材質的にお安い風合い(柔軟性というか追随性がないと言うか…)を受けます。服との不協和音みたいな、噛み合いの悪さがあるんですね。ともすればよそよそしい、と。

ドアの隣など、転換機構が適さない配置ポイントには固定クロスシートが設置されました。この固定シート部分と前列の転換席の間だけ、配置の関係でシートピッチが約1000mm程度となっています。ちょっとしたボーナス区画?

窓の引き下ろしカーテンはフリーストップで窓枠下端までパチリと落ち着くタイプになっています。これ、実はお気に入りの形態。

車内のドアに面した区画で、なおかつドアから適度な距離がある部分については収納補助席が備わっています。

排気パイプの裏側にもこんな風に。

車椅子区画はトイレの反対側に設置されています。固定金具や連絡用ブザーもあって、標準的ですね。

トイレはその反対側。開閉が押しボタン式になっており、沿線利用者がこれに馴染むには少々の時間が必要になるでしょう。

ドアは特に洒落っ気もなく、開閉の押しボタンがドア脇に据え付けられている程度です。程度、と言っても、ドア開閉時にはチャイム装置がキチンと作動しますよ。

さて、JR四国はロゴやマークものが上手な会社と思っています。未だに2000年記念のマークは出色のデザインだと思っています。

この形式でもエコロジーを意識した登載機関と、バリアフリーや多目的な輸送需要に配慮した新生代車両としてイメージカラーと会社ロゴを組み合わせたマークが配置されています。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通(転換部分)2付番無し(住江工業製)910mm
普通(固定部分)2付番無し(住江工業製)1000mm