32系気動車(トロッコ) 最終確認時期:2006年11月

通常、トロッコ列車は川の眺めが美しい路線とトコトコと走りますが、瀬戸大橋開通15周年を記念した記念列車「瀬戸大橋トロッコ」号としてトロッコ列車が走りました。

キハ185が動力用と言うことで使われていますが、その塗色は登場当初の緑ベースのそれです。反対側にはトロッコ本体のキクハ32が控えています。

キクハ32の室内(?)全景です。白を基調とした内壁の塗装と、木目を活かしたベンチシートが鮮やかな対比を見せます。照明は電球にカバーをかぶせたモノがありますが、あまり大した照度はありません。雰囲気重視、無いよりマシと言ったところです。

運転台後ろは6人程度のグループ向けに囲われたブースです。通常、トロッコ列車として運転されるときは開口部一杯まで開いていますが、瀬戸大橋走行時は危険防止と言うことで真ん中くらいまでアクリルのカバーが取り付けられています。

一般的な4人ブースです。座席配置はボックスシートのそれと変わらないので、A・D席が窓側になります。

色んな意味で話題と物議(違)を醸している、いわば「アンパンマン五方面作戦」…についに最終兵器が投入された模様です。

キャラクター列車展開の真打ちとも言うべきトロッコ列車、アンパンマントロッコ車両が登場。試乗会・展示会では親子連れに大人気です。

全くの偶然ながら、四国に行ったときに近いところで展示会だったものだから、ついでに撮りに行ってみたら何ともまぁサイケデリックな編成であることが判ります。

運転台近く。ヲタ視点で何より注目すべきは、関連企業体のロゴマークかと…。キャラクター列車の宿命とも言うべき「オトナの事情」がチラリ。

車内各所にはこのような視点の落とし穴、床下の覗き穴があります。キャラクターも覗き込んでいるように描かれていますね。

出入口近くにはこのような子供向け玩具のコンセプト展示も…。立体車内広告のような試みですね。

出入口近く、運転台後ろ側の1区画だけ、肘掛のある座席になっています。ここが車椅子対応ブロックになっており、座席の足も可動収納式になっています。

出入り台は今まで通りステップになっており、車椅子については備え付けのスロープ台で昇降するようになっています…って、あれ?トイレはどうしよう…?

床下覗き窓(その2)。車両のフレームや床下機器の配置関係で、このようなちょっと偏った場所に置かれることもあります。

晴れて通常ブロックのボックス席。至ってシンプルな木製ベンチ席です。

そして車内全景。担当係員さんに特段の計らいを頂戴し、短いながらチャンスを作っていただきました。

車端部にはアンパンマンの壁画、そして座席背面にはキャラクターが座席番号を表示してチョコンと立っています。

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