126/121系気動車 最終確認時期:2005年11月

187系気動車と共に登場し、片やローカル専従の車両です。軽い車体に大出力エンジン、北の気動車特急のような組み合わせになっています。動力性能は特急用並みに凄まじいモノがあるらしく、金具で封印された力行段が有るとか無いとか…。

しかし、まぁ何ですねぇデザインセンスもここまで割り切って平面尽くしだと逆に潔くてステキです。

まずは初期に投入された車両を見てみましょう。車内はクロスシートが主になったセミクロス配置になっています。こうしてみると、横幅が狭めの車両なのに通路が広く見えます。

クロスシートの横幅が詰め気味になっているのは勿論ですが、通路上にしっかり吊革が有るところを見ると、ラッシュピーク時の詰め込みと、いわゆる「バリアフリー法」に伴う車椅子等の車内移動の両面で配慮したように思えます。

ボックスシートです。座席下はスルーの吹き抜けになっており、清掃は楽になりましたが…冬はその抜ける風が厳しいと思います。

通常、ボックスシートの場合ですと、大小ともかくとしてテーブルあるいはテーブルに類する窓キセが見られますが、この形式はどちらも全く見られません。むしろ、その安っぽい質感全開然としたあたりに「釣った魚にエサは(略)」という事情すら伺えます。

座面は前後寸法が少々詰まって居るように思えます。401系電車前後のショートサイズボックス席のそれを彷彿とさせます。ボックス席自体は1600mmと12系客車を凌ぐスペックなのですが…着座時のスイートスポット(笑)が狭すぎて、ちょっと座るのに安心感というか頼りなさを感じます。

アームレストも通路側のそれは肘掛というより、通路側の人間との仕切としか思えない形状です。一見するとゆったりムードのボックス席ですが、このようなレトリックが隠れていたんですね。

ロングシート、何の変哲もありませんね…。座席自体は、120系気動車のような薄めバケットメインのタイプではなく、むしろ113系電車・58系気動車のようなスプリングの効いたそれになっています。

今日日、どちらのタイプの座席の方が値段が高いのか判りませんが(まぁ、恐らくまだ前者が高いんでしょうね)ちょっと先祖返り的な出で立ちに驚きました。しかし、スプリングの強さまで先祖返り的にすること無いじゃないですか。

ヒーターは座席下にあるのですが、悪い意味でJR東日本209系の模倣(結果的に)となっており、あまり保温性は良くありません。

ドア戸袋窓部分にある優先席。窓にステッカーが貼ってある以外は特に変化は見られません。但し、これは2002年の撮影なので、今はモケットも例の優先席モードに変わっているはずです。

こちらの足下は隣のボックス席の端部はフサギ板を使って風が抜けないようになっていますね…。

ドア脇にはワンマン運転に備えた整理券発行機もくっついています。

こちら、現在投入が続く後期型の車内。パッと見ただけで「ありゃ?違う」という感じがバリバリです。

整理券発行機が入る感じで…。通路の吊革が天井から「にょ〜ん」と伸びているのがポイントかもしれません。高速走行中は凄いですよ、揺れに合わせて一斉に「ゆら〜ん」って。

クロスシート部分です。初期型とガラッと変わり、座席背もたれの外縁部のフレームが見えなくなっています。手すりも大形になっていますね。

ライン引き込みなど、バケット座席を意識した造りになっていますが、座面はつくばエクスプレス(TX)のそれを彷彿とさせる薄々構造、角度もかなり扁平になりました。クッション性についても、TXよりはマシですがやっぱりボリュームの無さを痛感します。あまり良い座面ではありません。

肘掛は以前より大型化し、長さも長くなってマシになりました。角度が少し欲しいところですが、これは普通列車クラスならば仕方ないのでしょうか。

ドア脇のクロスシート。ドア戸袋部分の席はちょっとだけ横幅が狭めの席になっています。おまけに窓が無いし…。

車端のロングシート。初期投入分と較べると、フレームの造り方やヒーターカバーなど、かなりの変更点を見つけることができます。

隣の車両との貫通路についても段差部分にスロープが渡されるようになるなど、足元面についてはかなりの改善が見られます。初期型のは画像の通りで、警告色によるテーピングでしたし。

同様に、車端の優先席。

こちら、ドア間ロングシートの優先席です。

単行運転には両運転台となった121系気動車が任に就きます。

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