47形気動車(豊岡鉄道部タイプ) 最終確認時期:2007年6月

城崎温泉や餘部鉄橋などの名所(?)を沿線に持つ豊岡鉄道部でみられる47形気動車のカラーです。「赤・朱」というより「紅」にイメージが近い濃いめのカラーリングです。

画像はワンマン改造後のもの。外見はかなり手入れをされているのですが、車内の変わりなさっぷりというギャップとセンスについガッツポーズしてしまうのが座席趣味者の悲しい性。

化粧板などは白系統になっていますが、少ない蛍光灯にバスタイプ冷房装置、スイッチ選択形の扇風機とローカルテイスト満点な全景が楽しめます。

ボックスシートは、モケット張り替えなどを行っている以外は大きな違いが見られません。強いて言えば、窓枠が更新されて、小テーブルが撤去された、というところでしょうか。

ヘッドレスト部分にシートカバーがあるのは、JR東海在来線部分で早くからみられていましたが、その後はJR西日本もしっかり採用しています。

ロングシート部は、シンプルかつスプリングの効いた在来タイプ。所々に温風吹き出し口が見えるのがハートフルなんだか身も蓋もないんだか…。

ドアは半自動対応のタイプに改造されており、ドア脇にはワンマン運転時用の整理券発行機があります。

運転席後方は料金箱や、運賃表表示装置などが備え付けられていますが、ドアが半端に車両中央部に寄っているため、料金箱が車内に出張ってくる格好になります。

これで運行時、セキュリティ的に大きなクライシスが起こらない日本ってすごい…。

車両選択に戻る>>
座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通4ボックス1490mm