213系電車(改造後) 最終確認時期:2004年11月

瀬戸大橋をガンガン渡っていた快速「マリンライナー」から解かれ、岡山地区の一部普通・快速列車に行った車両もありますが、何より(いろんな意味で)驚きと話題をその手の趣味人に振りまいたのはこのワンマン2連改造編成でしょう。

この模型的切り接ぎセンス全開のお顔、一見それまでの本来の前面に似ているようでやっぱり違う風合い(完全切妻…)にささやかな萌えを感じます。制動が緩いとか緩いとか緩いとか…現場の方の評判は(略)なようですが…。

ちなみに、当時の看板車両だったグリーン車は試験車両に改造された物以外は廃車・解体となった由。合掌。

戸袋窓には、行先やその他情報を表示できるLED表示装置が増設されました。しかしまぁ、よくもこう厚みでキワドイ所に…技術の勝利(笑)。

元々中間車を改造した側にはトイレが増設されました。その穴埋め感バリバリの造形は見る度に不思議な感じを与えてくれるでしょう。

車内全景です。基本的なスタイルは変わっていませんが、ワンマン対応のための整理券発行機に変化、というか都落ち感(笑)を如実に感じます。

一般的な座席は以前のまんま、W16Bが残っています。

ドア際も相変わらず…戸袋窓にはちょっと変化が出ていますが…。

車端の優先席。カバーが緑色で優先されるべき4種イラストが付いています。

季節毎の居住性(夏場・冬場)の格差とか、その辺の問題に目を瞑れば優先席はドア際に設置した方が着席などの点で良いように思えますが…。

車端には非常脱出用のハシゴ…これはマリンライナー時代からあったはずです。

整理券発行機、もう説明不要な位おなじみですね。背が高めにセットされているのはその存在をアピールするためでしょうか?デッキステップによる段差が無い車両故のような感じですが…。

さて、今回の目玉である増設トイレ側の車両です。トイレは車椅子対応の大形ボックス、ボタンでドアが開閉する最近の標準的なスタイルです。

こうしてみると、結構大きいことに気が付きます。最近、トイレ内での喫煙(ことに高校生)が取り沙汰されています。

発煙感知時には是非、天井から盛大なシャワーの洗礼がありますように(笑)。

客室側、サクッとトイレ利用中を知らせるランプが見えます。

トイレ反対側は車椅子スペースとなっています。メッシュでガードされた部分はご多分に漏れずヒーターです。

運転台後ろはワンマン対応の改造がされています。運転側にならないとこのような何とも微妙に囲われた空間が広がります。吊革があることですし、体のイイ立席スペース?

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通2W16B910mm