会津鉄道AT500/550形 最終確認時期:2008年1月

会津鉄道、ポジティブな意味で「俗化しきれなさ」が売りの沿線観光資源と共に、様々な車両・車種が楽しめる地味にカオスな路線としても知られるに至ります。直通車両のバラエティという点で、ちょっとしたモノかと。

以前、導入されていた軽快気動車の後釜として一般型気動車を導入しています。数形式有りますが、今回はAT500/550形に当たりました。地元出身の偉人、日本人なら誰でも知ってる野口英世先生をイメージした「ふるさと列車」です。

車内の座席配置はセミクロス構造になっています。最近の3セクで多く取り入れられているパターンに準じており、ぱっと見の没個性ぶりは否定できません。ま、通勤通学用途ですから、没個性が最大の個性という捉え方もまた然るべきかと。

ボックスシートは、バウンスがやや柔らかめで包まれる風合いを残したタイプです。通路側アームレストが木で温もりをイメージした配色になっています。

カラーリングは、座席パーツそれぞれが判りやすくなっており、安っぽさをギリギリ感じない調和を保っていると感じています。

カーテンがフリーストップの引き下ろし式になっているのは、使いやすくて良いと思います。

ドア脇にはロングシートが備え付けられています。こちらはよく見られるタイプですね。

壁面のスペースがまとまったところには、野口英世先生のシルエットと、残された手紙や著書の一節がプリントされています。これ、読んでるだけで割と時間が潰せたり…。

トイレの壁面にも…でも、このフォーメーションだと、トイレに行こうとするとなんか見張られてる感じがしてイヤン(笑)。

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