箱根登山鉄道2000形 最終確認時期:2004年3月

箱根の山、と言えば歌謡曲から駅伝まで(広いのか狭いのかよく判らない)色々なマイルストーンになっています。全国でも有数の急勾配を力強く登る新鋭車2000形です。

車内はロングシート優勢のセミクロスシートになっています。普段こそ、落ち着いた路線ですが、夏休みなどのシーズンには3連でもギュウギュウ詰めになる故、仕方ないと言えば仕方ないのかも知れません。

クロスシートは余裕あるピッチで配置されています。このフレーム形状、どこかで見たことがあると思う方は東京の東側から千葉県にお住まいの方が多いかと思われます。

京成3300形3313編成に試験的に取り付けられていたクロスシートとほぼ同じフレームです。私もかねてより「似てるなぁ」と思っていましたが…。座席自体は日本リクライニングシート製との由(ここ、隠れて15へぇ位)。

京成時代のそれはバケットにこそなっていましたが、少々柔らかすぎのきらいがありました。この座席は詰物もしっかり、ヘッドレストのビニルカバーリネンに萌えを感じます。

ボックス席は車内4カ所、定員16名の稀少エリア。頑張って狙って下さい。ちなみに、線路は急カーブにスイッチバックで眺めが左右めまぐるしく入れ替わります。

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