京成3200形 最終確認時期:2003年1月

京成「赤電」グループの中核を担う(笑)3200形です。片扉の異端グループも居ますが、殆どがこの姿をしています。ちなみに、この通勤特急の写真は現在の復活版ではなく、1世代前の本来の通勤特急の最終列車だったりします。

3200形の車内です。写真は6両固定編成の車内を撮ったので、ドアがステンレスのモノですが、初期の車両では鋼製塗りドアになっていました。

一見、3300形とあまり差がないように見えますが、比べてみると袖仕切の形が荷棚と一体化した3300形と違うことがよく判ります。

座席自体は平々凡々なロングシートです。ちょっと座布団が偏平な気もしますが、奥行き十分で割とゆったり掛られる京成らしいロングシートです。

車端部です。妻面の窓は1両おき(ユニット区切り)となり、それ以外はノペッとした壁になっています。

しかしJRのような無機質で真っ平らモノではなく、やや折面を設けることで、結果的に端に座った人の着座時の取り回しと空間拡大に寄与しています。

運転台後ろの隠れたスポット。3200形は通勤電車としては比較的古いスタイルを継いでおり、吊革が天井近くからデロンと伸びる長いタイプです。そのため、カーブ・ポイントは勿論、直線走行時も持ち前の蛇行動グセで(笑)吊革が荷棚にガチャンガチャンとよく当たります。

そのため、運転台後ろの吊革に限って、ガラス破損を防ぐために短くなっています。これ、知ってる人は知ってるんですよね…結構有名みたいで…。

車両選択に戻る>>