小田急20000形 最終確認時期:2004年3月 | |
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かつて、急行「あさぎり」として御殿場線へ乗り入れていた伝統のスタイルも特急になってかなり経ちました。ディープブルーのラインが印象的なJR東海371系と対比するのはパステルカラーが軽快な印象の20000形です。 普通席自体は、シートピッチなどの共通部分こそJR371系と同一ですが、そのスタイルはちょっと華奢な印象を受ける回転油圧リクライニングシートです。背面テーブルと小田急伝統の壁面折り畳みテーブルが揃っています。 |
スーパーシート(グリーン席)の下は一般席とセミコンパートメント席になっています。こちらはその一般席の方、車両断面形状の関係で1&2配列となっている上、階下席特有の落ち着いた雰囲気が漂っています。 |
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階下席の2人掛の方、基本的な仕様は一般席の2人掛と同じ、と言う奴ですね。シートピッチについては上階のSS席とフレームを合わせる関係で1100mmとゆとりあるサイズになっています。このフロアの指名買いも少なからず…。 |
こちら、隠れ当たり席の様相を呈する1人掛。 |
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さて、スーパーシート(グリーン席)へ入っていきます。1&2のゆとりある配列は視覚的なゆとり満点です。在来線ダブルデッカーの性で、天井の低さは如何ともしがたいのですが…。 |
特別席です。こちらも寸法や基本的な構造(一部セミコンパートなどの相違はありますが)は371系と共通になっています。事実、1編成しかない371系が検査入場の時はこの車両が「あさぎり」全仕業を受け持ちます。 センターアームレストにはコールボタンが付いており、車内販売に用がある向きはこれで呼ぶことができます。ささやかな贅沢気分ですね。 |
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1人掛席です。座席の付帯設備として、デッキへ通じる階段アプローチ部分に荷物棚があり、各座席には読書灯・スポット空調がセットされています。使わなくても、使う機会が滅多になくても…あるだけで気分が盛り上がる大名ツールって奴ですね(笑)。 |
全展開時の様子。避暑地としても名高い箱根から新宿までの一時、思い出を振り返りながら過ごすのもオツではないでしょうか。 |
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座席データ | 座席クラス | 掛人数 | 座席形式 | シートピッチ |
普通(一般フロア) | 2 | 不明 | 1000mm | |
普通(階下席) | 1 | 不明 | 1100mm | |
普通(階下席) | 2 | 不明 | 1100mm | |
スーパーシート (グリーン) | 1 | 不明 | 1100mm | |
スーパーシート (グリーン) | 2 | 不明 | 1100mm |