(懐)東武5050系 最終確認時期:2005年2月

東武鉄道の支線系統に行くと比較的最近まで吊掛駆動のズビズビとした走行感を味わうことができました。この5050系も然り、ヘタに車端に座ろうものなら軌道状態と相まってぐりゃんぐりゃんにシェイクされたものです。

今となっては、それも楽しい思い出と言えるかも知れません。何より、この手の吊掛車両で堂々冷房車、と言うだけで初めて見たときは「へぇぇ」な驚きを持っていました。

あ、車番が妙なゾロ目…。

車内は8000系とあまり変わらない造作をしています。車体も細かいところを除くとパッと見は8000系ですしねぇ。

学生時代の思い出ながら、遠足で東武野田線を使った時のこと。行きは非冷房の3000系、疲れてげんなりした帰りが5050系ってなことで教員は(冷房車に)大喜び、私も(吊掛車両で)大喜びなことがありましたっけ。

でも、モーター点検蓋の形状は違うかも…。

座席も少々古めかしいテイストですが、8000系のそれであります。しかし、決定的に違うのはドアが閉まって走り出した後…。

車端の席は、ある程度速度がノって来るとビヨンビヨンに揺られる席になります。それが楽しみでもありましたが、いや、コレに毎日はなかなかハードだったのかも。そういう意味で8000系の空気バネ台車万歳(笑)。

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