福岡市営地下鉄2000系 最終確認時期:2005年3月

博多駅→天神界隈、福岡空港→天神界隈となにがしかの形で福岡を訪れると使うことになる地下鉄路線だと思います。1000系が主力ですが、写真の2000系も投入されています。

しかし、乗り入れ先のJR線西唐津まで延々乗るとこれが実にビックリな所要時間となります。一度、ホームの所要時間早見表をご覧アレ。

車両は1993年の登場ながら、車内は何となく1980年代のテイストを漂わせています。カバー付き車内灯+ラインフロー空調という辺りはツボを押さえていると思いますが…。

色調こそ暖色系ベースの1000系と違いますが、その1000系車両のイメージを崩さず全体的に練り上げたと言う評価が一番似合うのではないだろうかと思います。

座席も少々柔らかめながら横引ラインでバケットを意識した座席になっています。肘掛にキチンと肘当てがセットされているのはささやかですが気遣いですね。

7人掛で3-1-3による着席区分が貫かれているのは乗り入れ先の103系1500番台とコードを合わせた結果なのでしょうか?

車端部には優先席も一部設定されています。福岡市交通局の優先席マークは少々独特ですね。あと、見て下さいよ、壁側にもキチンと肘掛があるんです。

これは良い心配りです。残念ながら、今の新製通勤車両にはこれがありません。たかが数cmですが、これが定員着席を促す上でも実に重要なんですけどね。

反対側には車椅子スペースがあります。固定金具の類は無いので、ブレーキセットをするか自身で押さえるしかありません。

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