一畑5000系 最終確認時期:2002年2月

神話の国、出雲の地に欠かせないものは宍道湖・出雲大社・八重垣神社・巫女さん(何か違う)…いろいろありますが、一畑電車もなかなかどうしてマニア心をくすぐる車両が次々と入っています。京王5000系を大改造して生まれたのがこの車両です。

車内は車端部にロングシート、中央部に1&2配列でクロスシートが並んでいます。朝晩こそ平田市の車庫から普通列車で出場した後、通勤用途で大活躍しますが、データイムは松江温泉〜出雲大社間で観光用向けの急行列車としても活躍しています(というか、こっちが本業)。天井には出雲神話のイラストも描かれています。

こちらは1人掛席。詰物が厚く込められている転換クロスシートが鎮座しています。形式こそありませんが、全国各地で見かける比較的汎用品の転換クロスシートと言えるでしょう。バケット形状になっており、充分ゆったりと座れます。

これが、2人掛クロスシートです。一見、ただのロマンスシートですが、関東の方は見覚えのある方も居るかと思います。

小田急3100形(NSE)の座席が布地を貼り替えるなどのリフレッシュを受けてここに転生しています。バーレストも健在で、座り心地は3100系に限りなく近い物となっています…過分に沈み込む座面クッションやランバーがサポートされない座席ということで…つまりは今時あまり誉められた物ではない、と言う意味も入ってしまうのですが…。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通1不詳1000mm
普通2不詳1000mm