鹿児島市交通局1000形 最終確認時期:2005年3月

全国の路面鉄道では超低床形車両の導入が盛んです。鹿児島市電でもリトルダンサーA3形による1000形「ユートラム」がデビューしています。

リトルダンサータイプは3つあり、その中では中型車カテゴリに属すると言えば良いのでしょうか(各タイプ毎に長短所があって地味に差し引き気味、一概に定義線は引けない様子)。

ちなみに、後期増備車からはドア位置が少し真ん中寄りになっています。

たまたま並んだので撮ってみます。なかなか強気な面構えがイイ感じ。余談ですが、鹿児島駅電停は(色んな意味で)撮りやすいの何のって…。

まず車内全景から。こうしてみると判りますが、結構広々しています。手すり・吊革も不足ありません。

台車は両端運転台相当部分の下に履いており、真ん中の客室ユニットがその両端でヒョコッと乗っかる感じ。ちょっとハンモックみたいなイメージ?

座席自体はちょっと固め、背ズリも立ち気味です。まぁ、これで数時間も乗るわけではありませんから割り切りです。ワンマン知らせの下車ボタンが少し少ないように思えます。

手前の青座面は優先席、座席ソデ部には所謂「貸しガサ」も見えています。路面電車らしい…。

車椅子対応ブロックも、平時は折りたたみ座席が展開されています。

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