近鉄21000系(アーバンライナーPlus) 最終確認時期:2008年11月

初代アーバンライナーの21000系。「Next」登場によって、DXシートの配置や各種接客設備のレベルを揃えるため、「Plus」へとリニューアルが行われました。

普通席。内装のカラーは変えられていますが、天井周りや、窓下の照明など、登場時のアーバンライナーのイメージを良く残しています。座席以外…。

普通席は、21020系のそれと同様の座席が設置されました。つまり、ネガティブな部分もそっくりそのまま。この座席についてはポジティブ評価を行わない、そう心に誓ったトラウマ級座席です。

最近、新型車両が登場し、その車両については座席がかなり改良されたと伺っています。いずれ乗り合わせることもあるでしょう、そのときに改めてじっくり座ってみたいと思います。

DX席は2両から1両に変更となりました。窓下や、デッキ仕切扉部分の照明差を除けば、ホント「Next」そっくりです。

DXシートの1人掛。21020系と違うと言えば、普通席共々窓枠部分に小物が置ける状態が残されたことでしょうか。ユーティリティ的にはこちらの方が使い勝手としてマル。

全展開状態。鈍重な電動リクライニング、脇の空くアームレストの高さなどは残念ながらそのまま。タダ単にガタイがデカイ座席、というだけ。数少ない改善点とすれば、半円月状のテーブルにフチの段差が付いたこと。ドリンクのボトル転落事故の可能性が1つ減ったことが挙げられます。

救いは、21000系のシュリーレン台車が素晴らしく安定性の高いモノだと言うことが実感できる走り。高速運転中の路盤との食い付きの良さ、と言うかレールの上を滑るという言葉が似合う数少ないフォーリングを感じさせてくれます。

2人掛席。フットレストのカーペットは意地でもこのカラーリングコードを維持してますね。土足なのか土足禁止側なのか、ハッキリしない色遣いはあまりファインな意地ではありませんが…。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
レギュラー2不詳1050mm
DX1不詳1050mm
DX2不詳1050mm