西鉄3000形 最終確認時期:2008年9月

博多(天神)〜大牟田間、JRと完全併走の大バトルを繰り広げる九州の私鉄、もうその要素だけで関東モンからすれば「乗ってみたい」衝動で一杯です。

老朽在来車の置換を主眼とした3ドア車両ですね。ステンレスって、ひょっとしたら西鉄初?

日中は専業とまでは行かないにしても、急行運用でよく見かけます。朝晩は普通列車にも入り、時たま特急運用にも就くのだとか…ちょっと見てみたい。

電動車に乗ると感じるモーターの唸りがたまりません。いかにも「頑張って走ってます!!!」ってなノリでお気に入り。

車内はドア間に転換クロスシート、車端部にロングシートを配置したセミクロスシートになっています。白系統の内装化粧板と青系統の座席カラーとのコントラストが新鮮です。

車体幅が狭めの西鉄にして、ちょっくら横幅が広がってるんだそうです。

転換クロスシートは910mmピッチで設置されています。JR西日本の近郊形車両に設置されるタイプと同様のフレームを使っており、座面は少々固く扁平な印象を受けると思います。

背ズリは固めながらグッと受け止められる感じに仕上がっており、全般的に厚め。独特の形状の手すりがポイントです。

ドア前の座席列は少々足下が窮屈になってしまっています。窓割りは座席配置とは連動していないのが勿体ないトコロ。

ロングシートはカンチレバータイプ。7000形のロングシートと比べると、座面は固めにシフトしており、ランバー部分は少々縦寸が短めに思えます。

ランバーの角度が立ち気味なのは車体横幅を少しでも有効に稼ぐため?みたいな邪推が働いてしまいます。

一部は優先席になっています。ピンク系統の座席カラーがポイント。

車両貫通扉部分の上には液晶モニタによる情報表示装置があります。停車駅案内などの他、グループ会社の宣伝なども出るようです。

先頭車車端には車椅子専用スペースがあります。この辺は最近の電車らしい設えですね。

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座席データ座席クラス掛人数座席形式シートピッチ
普通席2不詳910mm