500系電車(V編成・お子様向け運転台) 最終確認時期:2009年10月 | |
JR西日本とは、大小硬軟黒白取り混ぜて笑いと話題をかっ攫うことが多い会社の一つであると最近つとに感じております。いろんな意味で注目されている証拠とも言えます。 「大きくなったら、新幹線の運転士」ってのは、子供の持つ夢の1つだと思います。実際に運転士をされている皆様には、穏やかにお疲れ様の言葉をお送りするとします。 8両となった500系V編成「こだま」に、ちょっと変わった設備が登場したとのニュースがありましたが、ある日乗ってみたら…そこには…! |
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土日のファミリー需要を当て込んだ設備として、新大阪側の8号車先頭部分には、このような「お子様向け運転台」コーナーが登場しました。壁面も500系運転台の画像をドーンと「貼り」込んでます。 座席ごと撤去するかと思ったのですが、先頭部用荷物棚が所在なさげに追いやられている様は、シュールにして哀愁を醸し出しています。実際は、ここまで出張ってきた人用の荷物置場って事なんですよね。 小さい子供と一緒の鉄道移動とは、何かと神経を使うのが世の親御さんの悩みであります。かつて0系現役当時は「ファミリーひかり・プレイルーム」なんて子供用スペースがありましたが、これもその発想の延長線上の物なのでしょう。 |
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ナナメから見てみるとこんな感じ。2人分のソファーシートと、子供向けにダウンサイジングしたデフォルメ運転台が置かれています。 |
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横から見るとこんな感じ。あくまでも小学生低学年〜高学年程度を念頭に置いた設備なので、シートと運転台の間のピッチは狭めです。 しかし、この間隔が新聞を広げるには丁度良いらしく、時間帯が良い平日にはオジサンが陣取ってることもあるのだとか…それはそれで、なかなかにシュールです。 このソファーシート、どこかで見たなぁ〜と思ったのですが、そう「みすゞ潮彩」の海側に置かれているソファーシートの色違いさんです。回転機能はさすがにありませんが…。 |
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運転台のレバーやボタン、インジケータ類は予備品か余剰品から動員してきたようですが、実際の運転台にある物と同じとのこと。なんという本物志向(笑) レバーは、どちらを引き倒しても前面のインジケータは300km/hまで加速して行きます。うん、イイんじゃないかな? 2009年10月時点では、一部編成のみのものですが、今後全V編成に設置をしていくのだとか…。小さいお友達から大きなお友達まで(質は違えど)大喜びな設備と言えるでしょう。 |
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座席データ | 座席クラス | 掛人数 | 座席形式 | シートピッチ |
普通(自由席) | 2 | WRK229改 | 1020mm | |
普通(自由席) | 3 | WRK306改 | 1020mm | |
普通(指定席) | 1 | WRK132 | 1040mm | |
普通(指定席) | 2 | WRK262/263 | 1040mm | |
普通(指定席) | 2 | WRK228改 | 1160mm |